うたごえ・音楽について
太鼓を叩いたり、太鼓に糸つけて弾いてみたりするよりもずうっと前から人間が持ってた楽器、それが自分の声。
誰一人として同じではないし、体調や気分でいくらでも変ってしまう、声。
それが、一つの歌をうたう。
その歌はちっともバラバラなんかじゃない。
それでいて、一人でうたう歌以上に表情豊かになる。
ある時は優しく、ある時は物悲しげに、ある時は力強く......
だから合唱は面白いんです。
私が所属していた洛北青年合唱団は、オリジナル歌集を出しています。
「うたうってすばらしい」。
半ば手前味噌ですが、いい言葉だと思ってます。
歌は、楽しい時だけのものではありません。
悲しい時には、悲しい歌を歌います。苦しい時には、苦しげな歌を歌います。
怒っている時には、その怒りが歌となります。
そして、歌は聞く人を慰め励ますだけでなく、歌う人をも励まし癒してくれます。
音痴でもいい、リズムが合わなくてもいい、
生きることを支え、励ましてくれる歌を、全ての人に。
そんな思いを胸に、いま私は歌っています。
ビクトル・ハラについて | 執筆中 |
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